はじめて子犬が我が家にやってくる当日ですが子犬を迎える日はなるべく午前中がよいでしょう
日中から新しい環境になれさせたほうがトラブルが少ないこと、夜鳴きの心配も軽減するからです。
子犬を引き取る際に確認することはまずワクチンを接種した日です。
ワクチンを接種して5日間経過していない場合は特に安静にすることを
こころがけてシャンプーなどもワクチン接種後すぐには行ってはいけません。
子犬をもちかえる際の運搬方法ですがクレートかキャリーバッグがよいでしょう。
30分以上の長距離移動のおすすめの運搬方法についてお話させていただきます。
吐いてもしかたないのでエチケット袋などを用意しておきましょう
おしっこはそのままトイレシーツなどに吸収させるといいです。
お客様でよくみられることですがトイレシーツをキャリーの中に
そのまま何もいたずら対策をせずに敷いておくだけの方が多くみられます。
シーツをそのままに敷くだけですといたずらして丸めてしまい意味のない状態になってしまいます。
引き取りの日限定のおすすめ子犬の移動方法は新聞を利用する形です。
新聞をまずクレートの中の下に敷きます。長距離移動の場合は新聞を細長くきって
それを少しいれておくとうんちなどをした際、部分的に捨てることができるので便利です。
エチケット袋にすみやかにいれましょう。
水は3時間くらいの移動であれば与える必要はありません。
夏場だけでなく春や秋でも天気の良い日は車内が熱くなるので子犬を置いておくことはさけましょう。
パピヨンという犬種は比較的暑さには強いほうですが熱中症になることがあるからです。
子犬が家についたらすぐにさわったり抱っこをせずにぐっと我慢してください。
3日間くらいはまだ環境になれていないので子犬にとてもストレスがかかった状態になっています。
子犬がサークルに入ってからはじめてトイレトレーニングの開始となります。
きちんとトイレをできることを見届けることが飼い主様の最初の仕事です。
きちんと指定の場所にトイレができたらおおげさによくほめてあげましょう。
トイレは成功のたびにほめてあげたほうがいいのでサークルは人が見える位置がよいでしょう。
きちんと覚えてできるようになってもほめてあげることは続けていきましょう。
3日間サークル内にいれっぱなしにすることでトイレを失敗することなく覚えるようになります。
トイレのしつけ方に関してはトイレのしつけ完全版を参照してください。
パピヨンの子犬を迎えた日の最初の注意事項
●最初の3日間は子犬を抱っこしたり、サークルから出して遊ばせない
●ワクチン前なので散歩や外の犬とふれあうことはできません。
犬を飼っている人もさわらないようにします。
●ご飯を食べるときはじっとみられると食事に集中できません。
あまりみないようにしてあげてください。
パピヨンはとくに食べるより遊ぶことが好きなので
ご飯を食べなくなってしまいます。
●十分に休息させて下痢や嘔吐、せきなど何か子犬の状態が
気になることがあればブリーダーさんやショップに相談しましょう。
※小さいお子様がいらっしゃるご家庭の場合は保護者がきちんと子犬との接し方をおしえてあげましょう。
寝ているときに起こしたりすると弱ってしまうことがあります。
また遊びすぎも体力を失ったり時には低血糖で命の危険もあります。